夢庵の日替わり定番ランチを全制覇。実はうどんもそばも温冷選べる

先日、「夢庵の日替わりランチは油淋鶏しか出ない」と書いたら、立て続けにほかの2種類にめぐりあうことができた。すかいらーくの中の人が、ブログを読んでサービスしてくれたのかもしれない。やっと試せたうま煮とハンバーグランチもレビューしてみようと思う。

若鳥うま煮は介護食のよう

相変わらず599円で小鉢もコロッケも付いて夢庵の中では非常にお得な「日替わり定番ランチ」。このメニューのコスパが高すぎるため、ほかの日替わり麺ランチや週替わり焼魚ランチを頼む気がしなくなる。

メニュー表1番「若鶏のうま煮ランチ」は、油淋鶏と似たような鶏肉に最初からタレがかけられた状態で出てくる。正直、それ以外はまったく同じメニューに感じた。

鶏のうま煮は「ふやけた唐揚げ」という印象で、老人向けの介護食のようだ。やや味が濃いが、油淋鶏のように自分でタレの濃さを調整できない。揚げ物か煮物かという差はあるが、サクサクした食感で塩を振ったりアレンジできる、油淋鶏の方がうれしいと思った。

また、付け合わせが魚フライでなくコロッケなのも、ちょっとグレードダウンした感じで寂しい。おかずの種類は豊富だが、日替わりランチの魅力は「変更可能なうどんオプション」が大半といえる。夢庵のうま煮よりは、ミライザカのカツ煮ランチの方が上手だ。

つくねハンバーグも鶏肉だった

続いて遭遇したのは3番の「つくねハンバーグランチ」。ハンバーグということで、ガストのチーズインのような濃厚な一品を期待していたのだが、実はつくねなので鶏肉主体のハンバーグだった。

トッピングはきのこで和風の醤油だれ。こちらも柔らかくて介護食のようである。ただしハンバーグ自体のクオリティーは、ガストのいかにもレトルトな食感に比べるとだいぶまし。夢庵の食材は、多少なりとも手作りの味わいが残っている。

こうしてみると、日替わりランチのおかずは3種類とも安めの鶏肉で構成されている。煮るか揚げるか練るかの違いで、ほとんど同じメニューに思われてきた。唯一の違いはコロッケか魚フライかで、白身魚を食べられる油淋鶏が一番お得だった気がする。

全国規模で集計すると、定番ランチは油淋鶏が人気なので日替わりで出てくる割合をアップしていたのだろうか。先日は「油淋鶏が4回連続」だったと不平を垂れていたが、代わり映えしないうま煮やハンバーグに比べると、毎回唐揚げでもいい気がしてきた。

せいろ以外に温冷そばも変更可

店員さんに説明してもらってはじめて気づいたのだが、ご飯をせいろうどんに変更できるだけでなく、温かいうどんやそばにも変えられるらしい。どこにも書いていないので裏メニュー的なオプションといえるが、連日通い詰めて常連と認められたのだろうか。

夢庵の蕎麦は先日の4玉スペシャルで堪能したばかり。たまに家で茹でてつくっていることもあるので、今回はハンバーグに合わせて温かいうどんをオーダーしてみた。

夢庵のうどんはゴツゴツしすぎない関西風の柔らかさ。汁も薄味で全部飲み干せるくらいだった。いかにも黒々した関東うどんの汁より、塩分控えめで健康によさそうだ。

夢庵の健康志向がうれしい

相当ジャンクなマヨコーンピザとか出してくるガストに比べると、夢庵のメニューは全体的に薄味、塩分控えめで、健康意識の高いシニアをターゲットにしている。わざわざ靴を脱いで座敷に上がらせるスタイルのおかげで、店内にゆとりがあり、くつろいで長居できる。

むしろ運動不足でメタボになりがちなのは、子育てが忙しい30~40代といわれているので、ミドルエイジにこそおすすめしたい。牛丼屋でカルビ定食ばかり食べるより、たまには夢庵に通った方が、同じ値段でずいぶん栄養価をアップできる。

その点では、新しくできたゆめあん食堂がSガスト的カジュアル業態といえるが、あちらも顧客はシニアが中心でいつも混んでいる。というより、平日のピークを外したランチタイムにのんびり外食しているのは、ひまな高齢者かニートくらいということだろうか。

いっそのこと、内容がかぶっているガストとジョナサンの半分くらい、夢庵にリニューアルしたらもっと売れるのではないかと思う。サラダバー付きのステーキガストは、ゼンショー系ビッグボーイやブロンコビリーの対抗馬として存続させてほしい。

S魚屋路、ととやみち食堂を希望

街中の狭い店舗では回転寿司も難しいと思うが、魚屋路の店舗ももっと増えてほしい。その点、吉野家の海鮮三崎港は駅前にたくさんあって便利だ。三崎港のような感じで、「S魚屋路」とか「ととやみち食堂」みたいな入りやすい寿司屋ができるとありがたい。

もはや対応店舗が多すぎて使い道に困るほどのすかいらーく優待。年間6.9万円もあると飽きると思っていたが、各店舗をローテーションすれば無限に楽しめる。ガストのメニューなどすぐに全制覇できると思ったが、季節ものの企画メニューも含めると、まだ全然食べ尽くせていない。

中には夢庵のうな重のように、2千円を超える高級ランチもある。数万あっても優待券が足りなくなりそうだ。すかいらーく優待を究めるには、週2~3日ペースで通い続けてもまだ何年かかかる気がする。

夢庵
ゆうたいけん
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