サルヴァトーレ聖蹟桜ヶ丘店に新登場のステーキランチレビュー

以前わりとよく通っていた、サルヴァトーレクオモの聖蹟桜ヶ丘店。40分の食べ放題で1,080円という絶妙な価格設定がツボだった。

しかし久々にメニュー表を見てみると、平日ランチが90分1,280円に値上げされてしまっていた。制限時間は2倍以上増えたので妥当な条件だが、優待券を使うと微妙な端数の支払いが必要になってしまう。

その代りに追加されたのが、ランチタイム限定のステーキメニュー。一番安い肉なら200gで980円からいただくことができる。こちらはライスのみ食べ放題だ。

サルヴァトーレ聖蹟桜ヶ丘店の新メニュー

このステーキメニューは以前、川崎店で体験したものと似ている。ピザが売りのサルヴァトーレでステーキのみとはもったいない気もするが、ひとまず最安コースで試してみた。

メキシコ赤身肉1g=4.5円~

メキシコ産の赤身ステーキは1グラム4.5円。「いきなりステーキ」のリブロースは1グラム6.9円だから、それよりはずっと安い。

同じメキシコ産でリブアイロールになると、サルヴァトーレは6.8円。わずか0.1円でも有名チェーン店より値段を下げてきたところに、競合意識を感じる。

サルヴァトーレ聖蹟桜ヶ丘店のステーキメニュー

オーストラリア産のフィレ(テンダーロイン)は1グラム13円と赤身の3倍近くだ。マグロの大トロとかに比べると、ステーキの上級肉はそれほど味に差がない気がする。柔らかくて筋が少ない程度の違いだから、同じ肉なら安い方を大量に食べたい。

産地不明のカットステーキも安めの価格帯だが、その前にある「牛100%ハンバーグ」が気になる。中途半端な「牛肉入り」とかではなく、正真正銘ビーフ100%だ。

ハンバーグは普段ガストの日替わりばかりいただいているので、たまに高級店に行くと明らかな質の差に気づく。200グラムで1,080円と2番目に安いランチメニューになるので、次回はぜひ試してみたい。

ステーキ200gでも結構多い

大ぶりのルッコラとレモンが添えられたステーキは、さすが盛り付けが優雅だ。

ステーキのどんやブロンコビリーのように凝った造形はなく、厚めの肉を豪快に焼いただけという感じ。それでいて肉の焼き目とワイルドな付け合わせが、さりげなくおしゃれな雰囲気をかもしだしている。

サルヴァトーレ聖蹟桜ヶ丘店のステーキ

たとえ安いメキシコ肉であっても、素材を大事にして手を加えすぎないところがイタリアンのサルヴァトーレらしい。コーンやハッシュドポテトなど、余計な添え物を載せないところも潔い。

ステーキ200gというのは、思ったより量が多かった。ライスは少なめだったが、特にお代わりする必要性を感じなかった。肉とお米、きわめてシンプルな昼食になった。

ステーキとライス

普段スーパーでは安い鶏むね肉しか買わないので、牛肉の相場はわからない。優待券1,000円分でこれだけしっかりしたステーキを食べられるのなら、お得な気もする。

最安なのに柔らかすぎる肉

肉は筋張っているのか、なかなかナイフで切り離せない。特に脂身との境目は繊維質になっているようで、まったく歯が立たなかった。

しかし赤身の部分は口に入れると予想以上に柔らかく、グラム当たり4.5円の最安肉とは思えないほど。他の格安ステーキチェーンで出てくる、得体の知れない格安肉とは段違いだ。さすがサルヴァトーレのブランドで提供しているだけのことはある。

特に注文時に聞かれなかったステーキの焼き加減は、生焼けに近い。隣にあるペレット(焼き石)は時間が経っても熱々だったので、好みの焼き加減に加工できた。脂が跳ねるので、頼めばナプキンも貸してもらえるようだ。

1ポンドステーキも試したい

聖蹟桜ヶ丘店でステーキにブッフェを組み合わせると、プラス780円。近いうちに期限切れの優待券が余っているので、赤身300gかリブアイ200gと合わせて2,000円コースで楽しむのもありだろう。

肉の価格はグラムあたりの単価で決まるので、大盛りにしても値引きがないのは寂しい。赤身ステーキを400gに倍増して1,960円とか、アレンジは可能なのだろうか。量り売り方式のメニューなら、やはり1ポンド(453gくらい)ステーキの選択肢があってもいいと思う。

通常ブッフェは若干の値上げだが、実質的にランチのバリエーションが増えたので歓迎したい。この調子で全店舗にステーキメニューを拡充してもいいと思う。生地の薄いナポリピッツアと合うかわからないが、ステーキピザみたいなバリエーションが出てきてもおもしろい。