磯丸水産で鹿児島産カンパチが食べられる喜び。本場道の駅桜島と比較

磯丸水産の株主優待ランチでいただいた新メニュー「カンパチの漬け丼(880円)」。鹿児島県産、極みのカンパチを使った一品との説明がある。

カンパチはサーモンより高級魚

せっかくなのでサーモンとカンパチ2色の漬け丼769円をオーダーしてみた。ネタの半分をサーモンに替えて価格が下がることを考えると、カンパチはサーモンより高いようだ。

カンパチと言えばブリの仲間で刺身のネタとしてはやや高級品。見た目的に白身魚のイメージがあったが、実際は赤身に分類されるらしい。天然ものは夏から秋にかけてが旬だが、養殖の生産高は鹿児島県が全国の半分を占める。

磯丸水産で漬け丼を頼むと、真ん中にうずらの卵を乗せてくれるところが粋である。カンパチの実は分厚く食べごたえがあり、脂が乗って絶品。単純に比較はできないが、マグロのトロに匹敵するうまさかもしれない。白身魚と思って食べると、まるで北陸の高級魚ノドグロのような味覚に驚かされる。

サーモンも好物なので甲乙つけがたいが、どちらも試せる2色丼という組み合わせがナイスだ。少なくとも同料金で「サーモンとイクラの親子丼」を食べるよりは、カンパチをミックスした方がお得に感じる。

本場鹿児島の桜島で食べたカンパチ

たまたま数日後に鹿児島に遊びに行く機会があり、桜島を観光してきた。霧島の新燃岳や硫黄山と連動しているのか、今年は桜島の噴火活動も活発なようだ。道路を車が通るたびに、降り積もった火山灰が巻き上げられ、バチバチと顔にあたってくる。

世界中見渡しても、活動中の火山の近くで数十万人暮らす都市というのはめずらしいらしい。旅行者の気分としては降灰も名物というイメージだが、実際にここで暮らすとしたら、とてつもない忍耐が必要になりそうだ。

フェリー乗り場から歩ける距離に道の駅があり、軽く昼食を取ろうと思ったら例のカンパチ丼があった。こちらは「垂水で当日水揚げされたかんぱちを使用!」とうたっていたので、天然ものなのだろうか。税込780円の価格で「極上カンパチ丼」というセットを頼めて、丼ぶり以外に味噌汁・漬物・デザートの抹茶プリンまで付いてくる。

道の駅のかんぱち丼は、アボガドの角切りが乗った独特な盛り付けだ。わさび醤油をかけて食べると、それなりにうまい。アボガドとカンパチの組み合わせが絶妙、というほどではないが、それぞれの具材を無難に味わえる。

コスパでいえば圧倒的にご当地の方が上だが、カンパチの味は磯丸水産でも同レベルに感じた。魚自体は全国各地で水揚げされるが、うまいネタは東京に集まって来るので、地元で食べるより築地の寿司屋の方がうまいという説もある。地方出身の食通から聞いた話だ。

磯丸水産のカンパチは本物

1,000円以下でリーズナブルに海鮮丼が食べられる、全国チェーンの磯丸水産がそこまでネタにこだわっているとは思えない。しかしわざわざ「鹿児島県産」をメニューでアピールしているカンパチ丼の味は本物だ。

成田空港から鹿児島空港までLCCのジェットスターを利用するとして、セール時期なら往復1万円もしないときがある。せっかくなら霧島の温泉にでもつかって、一泊二日のカンパチ尽くしグルメ旅行といきたいところだ。

たとえそこまで余裕がなくても、24時間空いている磯丸水産に行けば、鹿児島と同じクオリティーの漬け丼を食べられる。ぜひSFPかクリエイト・レストランツの株主優待をゲットして、夏の間に旬のカンパチを堪能しておこう。

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