フジオフードの株主優待で買える「はらドーナッツ」@武蔵小杉店

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「まいどおおきに食堂」でお世話になっているフジオフードシステムの株主優待。

実は2016年に買収した「はらドーナッツ」でも使えることはあまり知られていない。現行の券面にもブランドのロゴが載っていないので、実際使えるのかどうか不安でもある。たまたま武蔵小杉に行く用事があったので、駅直結の東急フードショーで試しにドーナツをテイクアウトしてみた。

はらドーナッツ vs ミスドのオイルカット

JRの改札から店舗がある2階のフロアまでそのまま行けるのが便利だ。高層階では1億円を超えるといわれるセレブなマンションが立ち並ぶ武蔵小杉に住んでいるなら、フジオフードの株は持っておいて損はない。はらドーナッツ以外にも、グランツリーの「デリス タルト&カフェ」やホノルルコーヒーで優待券を使えてうらやましい限りだ。

はらドーナッツは防腐剤・保存料無添加が売りで、カロリーも184kcal程度とミスドのオールドファッションの半分くらいである。オールドファッションは思い出すだけで梅干しのように唾液が出てくる刺激的な加工食品だが、それに比べるとはらドーナッツの方はどことなく低GIな健康食品という雰囲気がある。

「おから・豆乳原料でヘルシー」というのは心理的な免罪符にすぎない。はらドーナッツも食べ過ぎれば当然太るし、ミスドも最近「オイルカットドーナツ」で後追いしてきたので、流行の低カロリードーナツには用心が必要だ。

プレーン味が一番おいしい

店頭に並んでいたのは定番のプレーンやチョコなど。季節メニューの割高な塩あずきや塩レモンも出ていたが、野菜原料のシリーズは見当たらなかった。トッピングが加わると値段が跳ね上がるので、無難に普通の「はらドーナッツ」を選んだ方がお得だ。今回は試しに優待券500円の範囲でチョコ・ホワイトチョコと、ドーナッツ・ボールも2個加えてみた。

ドーナッツ・ボールの方は、ドーナツを一口サイズにして食べやすくしただけという印象だ。単価的には普通のドーナツを買った方が安い。チョコ系は家に持って帰って開けると、包装紙にべったりチョコが付いてしまって食べにくかった。やはりシンプルなプレーン味が一番おいしかった。

しばらくミスドを断って、はらドーナッツを食べ続ければ、味覚が正常化されて健康になりそうだ。ミスドのオールドファッションのように、ガリッと噛んで急激に血糖値が上がる幸福感はないが、じわじわ味が染み出してくる楽しみがある。はらドーナッツに慣れると、ジャンキーなハチミツがけのオールドファッションなど、カップラーメンのような異質な食べ物に思えてくることだろう。

はらドーナッツ自体が武蔵小杉とか自由が丘とか、都心のおしゃれなエリアにしか出店していないのが残念だが、フジオフードの優待券を手に入れたらぜひリピートしたい健康おやつだ。