【吉野家株主優待】はなまるうどん、おろししょうゆを無料カスタマイズ

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私が愛してやまない、はなまるうどんの「おろししょうゆ」。前回、それより安いかけうどん大を試して、期待したほどのインパクトがなかったので、違いを再確認すべく、また汁なしのおろし醤油うどんを試してみた。

フードコート内のはなまるうどん

路面店と違いがあるかもしれないので、場所を変えてモール内フードコートの「はなまるうどん」に行ってみた。メニューや値段は変わらず、おろししょうゆは小200円、中300円、大400円である。

レジ横にサイズごとの麺の重量(グラム)が掲示されていたが、確認する余裕がなかった。一般的に、はなまるの小は210g程度、公式サイトによると、小1玉、中2玉、大3玉とのことなので、間違って大を頼むと600gを超える量が盛られることになる。

今回は温かい麺で吉野家株主優待券300円ぽっきりの、おろししょうゆ中サイズをオーダーしてみた。はなまるうどんでは、お釣りも追加料金も必要なく、優待券300円きっちり使い切れるのがすばらしい。

「3種の揚げかすゴマうどん」を無料で自作

見た目的に百害あって一利なしと信じていたフリーの天かすが、実はビタミンEやパントテン酸、ビオチンなどの栄養素を含むと知って、今回は盛大に載せてみた。とはいえ、脂質中心で100gあたり600kcalもある食材なので、取り過ぎはよくない。ダイエットと逆の考え方では、うどんの麺の量を抑えて節約しつつ、揚げ玉でカロリー摂取して腹持ちよくさせるという使い方もできる。

揚げかすは2種類用意されていたので、それぞれふんだんに盛って、さらに生姜とゴマも振りかける。見た目的に「3種の揚げかすうどん」とでもいえそうな美しい仕上がりになった。

前回は醤油がかかっていない状態で提供されたと思うのだが、今回は最初から少し醤油がかかっていて「足りなければご自分で足してください」と店員さんに言われた。結果的にはデフォルトでかかっていた少量の醤油で足りた。

おろししょうゆに載せた天かすは、通常のうどんのように汁を吸ってふやけすぎない。微量の湿気を吸って、ややしなっとするが、ところどころサクサクしたてんぷら本来の歯ごたえをキープしていて乙である。

普段、朝食で食べるコーンフレークやシリアル類が湿ってふやけるのは嫌いなので、牛乳はかけずドライに食べる。てんぷらも塩を振って食べるのが好きだし、つゆをつけるときも、さっとくぐらす程度でサクサクした食感を味わいたい。汁なしおろししょうゆやぶっかけと揚げかすは、絶妙な組み合わせだ。

「天ぷら定期券」10/6~発売予告

店内に貼ってあった「天ぷら定期券」のポスターが気になって調べてみたところ、税込300円で定期券を購入すれば、なんと最大46日間、注文時に天ぷら一品無料になるらしい。

ニュースリリースには、1日1回1ヶ月の利用で最大3,900円お得と書いてある。1日の使用制限や、天ぷらの値段制限はなさそうなので、一番高い「げそ天」150円を、毎日3食×46日間使えば、最大20,700円の価値があるように思われる。

うどんなら毎日3食食べても飽きずに続けられそうな気がする。前回2015年4月6日~5月14日の「ヘルシー天ぷら定期券」は「単品300円以上のうどんに限る」という条件があったようだが、今回のリリースには明記されていない。「さらにお得になった」といううたい文句はこの点かもしれない。

かけ小130円に、150円のげそ天(気分を変えてえびでもいかでもちくわでもいい)を毎日3食食べて、野菜や肉は別途家で自炊して補う。これで1ヶ月31日間のうどん代は4,030円だ。毎食ご飯一杯、米を食べるより安いのではなかろうか。

はなまるうどんのかけが異様に安い理由

はなまるうどん公式ウェブサイトの「よくある質問」を見ると、かけうどんより他のうどんが高い理由が書いてあった。いわく、讃岐うどん普及のため、かけだけを他より安いサービス価格に設定してあるとのこと。確かに、かけ小130円というのは、外食チェーンではありえない、イケアのレストラン並みの低価格だ。

他のうどんが高いのではなく通常価格で、かけだけ意図的に安くしてあるということ。飲食店のメニュー構成で、あえて高い価格のものを設けてほかのメニューを相対的に安く感じさせるという常套手段があるが、はなまるうどんはその逆らしい。やたら安いメニューを看板に掲げて入店のハードルを下げ、魅惑のてんぷらコーナーでオプションを盛らせて稼ぐというビジネスモデルだろう。