ガスト499円日替わりランチの実力~てりタルチキン&白身魚フライ

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株主優待のQUOカードを使って近所のファミレスを開拓している。すらいらーく系列といえばやはりガストを外すわけにはいかない。

店舗数でいうと2017年1月31日現在の公式情報でガストは全国1,357店舗。2位のバーミヤン331店の4倍以上ある。ちなみに3位はジョナサンで301店、4位は夢庵の194店。サラダバーのあるステーキガストは5位で137店、普通のガストの1/10くらいしかない。

傘下のニラックス系では、しゃぶ葉が149店で一番多い。残念ながら、しゃぶ葉ではQUOカードを利用できない。2017年1月31日のニュースリリースで、しゃぶ葉・むさしの森珈琲がTポイントには対応したようなので、ポイントが貯まっていれば無料ランチを楽しめるかもしれない。しゃぶ葉はそこそこ見かけるが、むさしの森珈琲の店舗数はきわめて少なく、東京では杉並区に1店しかなくかなりレアだ。

2016年から始まったガストの499円ランチ

先日ステーキガストで店舗限定の499円ランチ(税込549円)が始まっていたが、499円のメニューはもともと昨年2月にガストで始まったサービスらしい。売れ行きがいいので他店舗でも展開検討というところだろうか。ファミレスでワンコイン(プラス消費税)でランチが楽しめるとはありがたいことだ。

今日の日替わりは4番の「てりタルチキン&白身魚フライ」だったので、そちらをオーダー。日替わり4種類だが、ハンバーグかチキンに魚やソーセージがつくという組み合わせは先日のステーキガストと似ている。スープ飲み放題なのも同様だ。

プレートの到着を待つ間にさっそくスープコーナーへ。12:30頃だがガストもやはり混んでいる。夢庵よりは値段が安いからか、自分のようなサラリーマン風の男性一人客が多い。スープのお代わりも多少並ぶタイミングがあった。

飲み放題スープは具がほとんどない

今日のスープは「油揚げとわかめのスープ」。さすがにコーンポタージュとか高級なスープは出てこない。ステーキガストと違って、本家ガストはシンプルに1種類だ。

スープをよそってみたところ、もやしとワカメとニラの切れ端がわずかに入っている程度で、ほとんど具がなかった。具がない汁というと、時代劇で庄屋が小作人に食料を配給する際に搾取の象徴として出てくるイメージがある。そして決まって「毎日こんなもんばっか食ってやってられっか!」と暴動が起きるシーンを思い出すのだが、妄想だろうか。ドラマだったか日本昔話だったか、さっぱり元ネタがわからない。

499円ランチでありがたくファミレスのシートに座らせてもらっている身分なので、スープの具が少ないことくらいで腹は立てない。もし高級ホテルの2,800円の朝食でスープがこれだったら、何か言ったほうがいいかもしれないが…。今日のガストでは、カップにスープをなみなみ注いでお代わりし、合計3杯いただいた。

タルタルソースはチキンにのせると薄味に感じた

チキンと白身魚のおかずは見た目的に悪くない。そこそこボリュームもありそうで、タルタルソースがおいしそうだ。

チキンを一口食べてみると、本体に味はついていないようだった。タルタルソースを付けて食べてみるが、それでも薄味に感じられる。どうも先日はなの舞で食べたマヨネーズチキンが強烈すぎて、味覚がマヒしてしまったらしい。

卓上の調味料は醤油しかなかったが、ドリンクバーの近くに塩、唐辛子、粉チーズが置いてあったので、チキンにはたっぷり塩をかけていただいた。

マヨネーズとタルタルソースは似たような見た目だが、一般的に後者の方が薄味なのだろうか。タルタルソースはマヨネーズをベースに野菜や卵を加えてつくるらしいので、マヨネーズ本来の脂肪分が薄まって味気なく感じられるのだろうか。逆に揚げ物とかあっさり食べたいときには、マヨネーズよりタルタルソースの方がよい組み合わせだろう。

箸でライスを食べられるファミレスはありがたい

細かい点だが、ガストは箸とスプーンが置いてあったのでよかった。先日のステーキガストでは箸がなかったので、ライスを食べるのに違和感があった。やはりご飯は箸でいただきたい。

全国で1,300店以上もあるガスト。少し歩けば牛丼屋並みに見つかるので、昼食で悩んだときは寄ってみるといいだろう。500円ちょっとで意外とリーズナブルに落ち着いたランチを楽しむことができる。スープもお代わり自由で、汁もの好きにはありがたいサービスだ。