アクトコール優待~千駄ヶ谷BiRd & rUbYでレモネード

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アクトコールの株主優待はクオカードより食事券をもらった方が2倍わりがよい。ウェブサイトを見ると、住宅設備専門のコンタクトセンターや不動産開発事業をうたっており、飲食業はほんのおまけという感じだ。

昨年11月の権利落ちで入手した6,000円分の優待券。原宿~表参道エリアに店舗が集中しているので、なかなか行く機会がなさそうだ。試しに中目黒のフツウニフルウツに行ってみたが、行列が長すぎてあきらめた。

Sun & Witchは残念ながら改装中

2018年4月30日の使用期限までまだ余裕はあるが、このままでは6,000円も使い切れずに終わってしまいそうなので、久々に原宿に行ってみた。

キャットストリートのパタゴニアや、明治通りに戻ってノースフェイスなど、アウトドア系のショップを冷やかしてみたが、他のお店は新しすぎて何が何だかわからない。道行く若者も、普段よく行くイオンモールで見かける人たちより断然おしゃれで、GUとユニクロ上下2,000円の服を着ているのが恥ずかしく思われてくるほどだ。

表参道で用事を済ませ、けやき並木からキャットストリートをさらに北上する。道すがらSun & Witchがあるはずだが、残念ながら改修中で休みだった。

パンとエスプレッソにしては何だかやばそうな外観で、いくつかの模様がネオアトランティスのガーゴイルやエヴァンゲリオンを連想させる。

千駄ヶ谷のBiRd & rUbYに辿り着いた

そのまま新宿駅まで向かう予定のため、「パンとエスプレッソと」はスキップして、もう一つのBiRd & rUbYを目指して歩いてみた。明治通りと青山キラー通りの間はあまりなじみがないが、若い頃SOPHのショップとか見に来た記憶がある。

千駄ヶ谷トンネルの前を横切ってさらに北に進むと、神社の前の五差路にバード&ルビーがあった。角地で場所はよいが、3人も入ればいっぱいになるくらい狭い店舗だ。さらに狭いカウンター内には店員さんが3人もいた。

パニーニとドリンクをセットで頼むのが標準らしいが、食事には中途半端な時間でとにかく喉が渇いていたので、Seasonal Drinkの中から500円のレモネードを選んでみた。

店内にはパニーニ以外に袋詰めのパンも売っており、こちらはパンとエスプレッソから送られてくるようだ。

プラスチックのカップに入れられたレモネードは甘すぎず酸っぱすぎず、いたってフツウの味だ。レモンをシチリア島から空輸しているとか、高級マヌカハニーで甘みをつけているとか、何か値段相応のこだわりがありそうなのだが、メニュー上は特に主張されていない。刺激的な味がしないということは、添加物が少ないということなのだろう。

変な日本語が流行っている

無添加のパンやこだわりのコーヒー豆を扱うお店はたくさんある。グラフィックデザインと店舗設計は奇抜だが、出てくるものは意外と普通、というギャップがおもしろい。BiRd & rUbYと1文字おきに大文字小文字が混ざっているのは変だが、「パンとエスプレッソと南森町交差点」は「部屋とYシャツとわたし」と同じ、90年代的ネーミングセンスともいえる。

ラフォーレの壁面が文字化け(タイプミス)したようなキャッチコピーになっていたが、先ほど南武線の武蔵小杉駅で「あぶい%# ヒtがとびだてkた;!」というトヨタの広告も見た。エンジニア界隈で話題になっている広告だが、放送事故や誤植のように見せかけて人目を引くのが流行りなのか。

フツウニフルウツも変な名前だし、最近のヒカリエとかキラリナみたいなカタカナ4文字の会社名やサービス名にはどうも慣れない。もうすぐ、御冷ミァハなんて名前も普通に出てくるのだろう。