揚げ物だらけで破壊的ボリュームのバーミヤン日替わりランチに再挑戦

株主優待ランチの定番、すかいらーく。しばらく夢庵と魚屋路の和食~寿司ローテーションが続いたので、久々にバーミヤンで中華料理を食べてみることにした。めずらしくもらえた紙のクーポンを使って、100円引き五目麺に99円餃子でも組み合わせようと思ったが、ふと思いついて日替わりランチを注文した。

税抜599円なので、金額的にはほとんどの麺類や丼ものより安い。しかし、どの曜日でも揚げ物尽くしのハイカロリーメニューなので、食べ切るにはそれなりに覚悟がいる。たまたま今日は食後にがっつり運動する予定だったので、日替わりランチのコスパを生かせるチャンスだと思った。

さらにハイカロリーに進化

相変わらずバーミヤンの日替わりランチは顔ぶれがえげつない。そのうち3つはNEWマークの新メニューらしいが、ますます凶悪さに磨きがかかったようだ。

もっとも低カロリーな「ひれかつ&ミニ春巻き&焼売」でも923kcalと、ガストのミックスグリル並みのボリュームを誇る。「チキン南蛮&アジフライ」にいたってはデフォルトが1,329kcalなので、ご飯大盛りにしてスープバーで5杯くらい飲めば、2,000kcalの大台に乗せられそうだ。

バーミヤンが出店した地域は、住民の幸福度が向上する代わりに、メタボ指数も急上昇することだろう。いずれ「バーミヤン病」という公害が認定されてもおかしくない。日替わりといいつつ毎日食べていたら、確実に体調に異常をきたすだろう。誰か次の健康診断まで、試してみてほしい。

一方、一日一食バーミヤンの日替わりと決めて、あとはサラダやフルーツで済ますというアイデアもある。1日の栄養的な収支を満たしていれば、糖分・油分はバーミヤンで集中摂取するというのも効率的だ。

誰も日替わりを頼まないという真実

まわりのテーブルを見渡しても、誰も日替わりを食べている人がいない。たいていはラーメンか丼ものに餃子という組み合わせだ。

せっかく中華を食べに来たのだから、餃子を食べたいという気持ちもわかる。最初に日替わりをオーダーしてしまうと、並みの胃袋では餃子までたどり着けずに終わってしまう。

全国チェーンのファミレスで、サービス良すぎる地元の中華料理店みたいな盛り方をしてくれるのが不思議だ。バーミヤンにおける日替わりとは、おすすめでも何でもないゲテモノ客寄せパンダにすぎない。メニューを見たら、もっとまともな料理を食べたくなって客単価が上がるという戦略に思われる。

平日のファミレス、13時過ぎの空いた時間に訪れるお客さんは、サラリーマンや部活の中学生より高齢者が中心だ。今は年寄りも肉食推奨とはいえ、75歳のお婆さんがチキン南蛮にタルタルソースをたっぷりつけて喜んでいるイメージは想像できない。

鹿児島で鍛えたスープバーの極意

注文を待つ間にスープバーで2杯ほどいただいた。今日は玉子スープだが、ちょうど補給のタイミングだったので具がたくさん沈んでいた。こういう寸胴に入れられた汁ものから、お玉で具をすくうのはテクニックを要する。ある程度かき混ぜないと沈んだ具が浮いて来ないが、撹拌しすぎるとお玉に乗らない。

鹿児島空港の出発ゲート前にある大空食堂というレストランで、鶏飯のバイキングが提供されている。空港内の飲食店ということもあって、黒豚を使った定食なら1,000円はくだらないところ、なぜかこの鶏飯は580円という最低価格で振る舞われている。

しかしこれにはからくりがあり、寸胴からメインの鶏肉をすくうのが、すごく難しいのだ。確かに肉は存在するのだが、普通に取ろうとしても全然お玉に乗ってこない。結局ほとんど肉は取れず、錦糸卵と紅ショウガのスープ丼みたいな変な料理になってしまう。

悔しいので出張する度に来店して鶏肉をすくう技術を研究したところ、1年ぐらい修行してようやくコツがつかめてきた。企業秘密なので詳しくは説明できないが、大空食堂の鶏飯に比べればバーミヤンの玉子スープは簡単すぎる。

もはや汁が収まらないほど、カップの中に玉子の固まりを詰め込むことができた。

焼売がオアシスに感じる

届いた日替わりは1番の「チキンチリ&ひれかつ&焼売」。この価格にしては、どうみてもおかずが1品多い。勝手に中華版ミックスグリルにされている。

チキンのチリソースは辛マークがあるが、ちょっと汗ばむ程度なので子供でもいける。この甘酸っぱいタレは、やはり中華料理店ならでは。ひれかつもチキンと似たような揚げ物だが、濃い目のケチャップみたいなソースがかかっており、味の変化は楽しめる。

2個だけ入っている焼売が唯一オアシスみたいなものだ。日替わりランチの構成をよく見ると、焼売か豚しゃぶという揚げ物以外の一品が箸休めとして加わっている。

しかし、チキン竜田甘酢しょうゆの日は非揚げ物がキムチで、チキン南蛮の日はタルタルソースがチェイサーというコンセプトらしい。この2品に当たった日には、追加でマイルドな点心でも頼まないと、胸が焼けそうだ。

日替わりに餃子を加えてほしい

普段から胃を鍛えていれば、完食はできる。その後ずっとゲップが出続けて、6時間はまったく空腹を感じないことも保証できる。味も悪くないが、それで幸せかといわれると難しい。

やはりバーミヤンに来たのだから、餃子を食べたかったという後悔がある。日替わりの揚げ物一品減らして、代わりに餃子を2~3個入れてくれたら、みんなもっと幸せになれる。

単品だと肉シュウマイは5個で299円、本格焼餃子は6個で239円。餃子の方が単価は安いので、日替わりメニューを差し替えても損はしないはずだ。あるいは製造工程上、餃子は6個セットでしか焼けない仕組みになっているのかもしれない。しかし餃子3個とサラダのセットも299円で出ているくらいだから、技術的には不可能ではないはずだ。

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