丸亀製麺優待&毎月1日釜揚げうどん半額の日で大サイズ190円

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丸亀製麺は毎月1日、釜揚げうどんが半額になるサービスを行っている。トリドールの株主優待を併用して釜揚げうどんの値下げを検証してみた。

(2020年2月1日更新)

丸亀製麺(トリドール)の株主優待

丸亀製麺の運営会社、トリドールの株主優待は100円の割引券を大量にもらえる。

トリドールの株主優待券

イオンやエコス、ヤマダ電機のように「1,000円ごとに1枚利用可」といった最低金額の制約はない。さらに「利用枚数に制限はございません」と券面に明記されているので、一気に大量消費することも可能だ。

お釣りの出ない優待券では端数がもったいないので、額面まで注文を増やしてしまうことがよくある。その点トリドールの100円券なら小分けに消化できるので、ユーザーの利便性に配慮されている。

フードコート内の丸亀製麺

丸亀製麺に100円のうどんはないが、いなり、さつまいも天、かぼちゃ天といったトッピングならその金額で買える。優待券1枚で天ぷらだけ買って、スナック的に楽しむというのもありだ。

うどん半額と株主優待は併用可

毎月初日は丸亀製麺の釜揚げうどんが半額になる日。銘柄によって、株主優待は他の割引サービスと併用不可な場合もある。

一応調べてみたところ、チケットの裏面に「本券は、『釜揚げうどん』の日にもご利用いただけます」と書かれていた。

丸亀製麺の株主優待券説明

優待で釜揚げうどんを注文しても問題はないようだ。

釜揚げうどんの料金・サイズ比較

釜揚げうどん、値下げ後の各サイズ料金は以下のとおり。

  • 並盛…290円→140円(1玉250グラム)
  • 大盛…390円400円→190円200円(1.5玉375グラム)
  • 特盛…490円510円→240円250円(2玉500グラム)
    ※消費税10%適用後の金額に修正

10円未満の端数は切り捨てになるため、実質的には半額以上の値引きを受けられる

丸亀製麺半額の日

当然ながら量が多くて高い方が割引額は大きい。しかし讃岐うどんはもともと量が多めにつくられている。

吉野家系の競合店「はなまるうどん」の場合、小サイズで1玉210グラム。中は2玉、大なら3玉で600グラムを超える分量になる。

丸亀製麺は並から比べて大が1.5倍、特が2倍なので、はなまるうどんより穏やかなボリュームアップ。それでも特盛になると麺だけで500グラムの重量に達してしまう。

麺大盛りと野菜かき揚げ

釜揚げうどんには具がないので、麺だけ大量に食べても飽きそうな気がした。そこでサイズは大盛りに抑え、代わりに天ぷらを追加してみることにした。

天ぷらはサイズが大きくてわりのよさそうな「野菜かき揚げ(130円)」を選択。

アウトバックステーキハウスの揚げタマネギ「ブルーミング・オニオン」を連想させるゴージャスなかき揚げ。見た目はエイリアンの幼虫のようだ。

丸亀製麺のかき揚げ

割り箸ではかき揚げをちぎりにくいので、ナイフとフォークがほしい。口で噛み切るのも品がないので、できれば割り箸を2セットもらって解体するのがいいと思う。

フードコートには薬味コーナーがない

今回試したモールのフードコートにある丸亀製麺では、ゴマや生姜の無料トッピングがレジ横にしか置かれていない。

そのため、お会計を待つ間にさっさと盛らなければ、並んでいる人に迷惑をかけてしまう。

できれば通常店舗のように独立した薬味コーナーを設けてほしい。お店によってネギや天かすなど自分で大量に盛れるのが、讃岐うどんチェーン店の醍醐味だ。

釜揚げうどんが食べにくい理由

釜揚げうどんはレトロな風呂桶のような器に入れた状態で提供される。

桶がでかいわりに、うどんの量はそこまででもない。大人の男性なら、大盛り375グラムでランチには適量といえる。

丸亀製麺の釜揚げうどん

この半年間、はなまるうどんの天ぷら定期券で1か月うどんを食べ続け、味の民芸の食べ放題では7玉完食した。さすがにうどん慣れしたせいか、この程度の分量ではおやつにしか見えない。

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丸亀製麺の釜揚げうどんは、麺が長くて「つけ汁」の器に移しにくい。箸で数本すくってかなり高く引っぱり上げないと、麺の端が桶から出てこない。

その状態で箸を滑らせると、麺が桶に落ちて汁が飛び散ってしまう。さいわい釜揚げの汁はほとんどお湯なので、服についても染みになることはない。

桶からつけ汁まで麺を伝わらせて移すのも行儀が悪く、お盆にお湯がこぼれてしまう。何とかして釜揚げうどんを優雅に食べる方法を開発したい。割ばしを2組使って、あらかじめ桶の中で麺を細かく切っておけばいいかもしれない。

うどん湯はたいしておいしくない

桶に残ったうどんのゆで汁は、そば湯のように栄養があるのだろうか。

丸亀製麺の釜揚げうどん

ためしにすすってみたが、ほんのりしょっぱいお湯という感じ。そば湯ほどの味の深みや「とろみ」といった食感的な魅力もない。

そもそもうどんの原料は小麦なので、ゆで汁に溶けだした成分もたいした栄養価はなさそうだ。

優待チェーン店、割引日の違い

今日のランチは釜揚げの大に天ぷら付きで、320円だった。100円の優待券は3枚消化。

毎月1日は丸亀製麺、2日と9日はステーキのどん、18日はてんや、29日はステーキガストと、割引・特典が付く日に優待ランチをローテーションするとよさそうだ。

各店舗でサービス日を分散させているのは、お客さんの取り合いにならないよう協議した結果なのだろうか。

肉の日(2・9日または29日)は2つあってまぎらわしい。映画館で割引を受けられる「ファーストデイ」と同じく、「毎月1日」というシンプルなルールで利用できる丸亀製麺が一番わかりやすい。