株主優待で九州熱中屋吉祥寺南口店、皿うどんランチ~井の頭公園散歩

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ダイヤモンドダイニングの優待券利用期限が近づいてきたのだが、東京の西側には使えるお店がまったくない。

中央線沿いで平日ランチ営業しているお店に、吉祥寺の九州熱中屋があった。北口と南口に両方あるが、平日お昼に営業しているのは南の方。北のランチ営業は土日祝日のみのようだ。

吉祥寺の南口はエコービルがキラリナに改装されて多少きれいになったが、狭い路地に路線バスが突っ込んでくるカオスな街だ。東京に来る前にはまっていた真女神転生の影響で、吉祥寺はボディコニアンが跋扈する危険なところという印象しかない。「こんごともよろしく…」

井の頭公園近くの地下にある熱中屋

デカ盛りで有名な「吉祥寺どんぶり」を通り過ぎて吉祥寺駅南の交差点を井の頭公園側に渡ると、目指す熱中屋がある。地下3怪くらいまで延々と降りていく階段がダンジョンっぽいが、帰りは奥にエレベーターがあるとわかった。

ランチメニューは長崎ちゃんぽんを中心に、チキン南蛮や生姜焼き、魚定食など。お店の雰囲気のわりにはそれほど高くない。千円の優待券でお釣りが出ないという誤算はあったが、皿うどんの方を頼んでみた。

地下深くにある店舗で駅からもかなり離れているので、ランチ営業してお客さんが来るのか心配になる。井の頭公園の入り口近くで多少は人通りがあるが、焼鳥の「いせや」や鳥良の方が目立っていて入りやすい。

五島豚の宣伝ポスターがあったが、ランチメニューでは試せず。離島が好きなので五島や福江にも行ったことがあるが、細麺の五島うどんを東京で食べられるお店は貴重だ。

ちゃんぽんと中間くらいの皿うどん

皿うどんはあんかけたっぷりに汁気も多くて、リンガーハットでいうと普通のちゃんぽんと皿うどんの中間くらいだ。普通のラーメン鉢を底上げしたような、めずらしい器に盛られて出てくる。

ソースと酢が添えられてくるのもお約束。さすが九州料理の店だけある。皿うどんはイカ・エビ・アサリの具がどっさり入っていて、750円ではかなりお買い得だ。都心でこれだけ豪華な長崎ちゃんぽんを食べたら1,000円は超えるだろう。徐々に酢を絡めて終盤はソースも投入したら、かなり濃い味になったがスープも完飲。

先日食べた味の民芸ちゃんぽんに比べるとかなりこってりだが、久々にリンガーハット以外で本場の皿うどんを食べられた。

井の頭公園で水鳥の巣を発見

腹ごなしにそのまま井の頭公園を散歩してみた。平日の昼下がりだが、池に臨んだベンチはほぼ満席で賑わっている。動物園以外は無料で入れて、それなりに風情がある井の頭公園は近所のマダムやシニアに人気だ。

ぐるっと回って京王線、井の頭公園駅の近くまで来るとだいぶ空いてくるが、こちらは水鳥の巣を撮影する人たちでまた盛り上がっていた。雛に餌を与える瞬間をカメラに収めようと、巨大な望遠レンズを向けてスタンバイしている一団があった。しばらく見ていたら瞬く間に蚊に数か所刺されたので退散。

熱中屋のランチは長崎ちゃんぽん以外あまり九州っぽさがなかったので、できれば五島うどんやもつ鍋、馬肉が食べられるディナータイムにも行ってみたいと思う。