【すかいらーく優待】ジョナサンの自家製フレンチトーストモーニング

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昨晩、炊飯器に玄米をセットするのを忘れて、朝食を食べ損ねてしまった。シェアハウスにコンビニ的な食品自販機はあるので、そちらで間に合わせてもよかったのだが、せっかくなので優待券を使って外食してみた。

モーニングを食べられる優待チェーンとしてはまずコメダ珈琲を思いつくが、トースト1枚にゆで卵では腹の足しにならない。追加でカツサンドとか頼むと高額になりそうだ。

牛丼屋の朝定食もあるが、長居できないのでおもしろくない。どうせならノートPCを持ち込んで、ドリンクバーでちびちびやりながら朝活と行きたいところだ。

ガストのモーニングは安いが9時開店

調べたところ、すかいらーく系のガストでモーニングをやっていることがわかった。ランチと同じ税抜499円で、標準的な目玉焼き&ベーコンソーセージに加えフレンチトーストまで注文できる。コーンたっぷりピザトーストやスクランブルエッグなら399円で済む。

もっと高くなるが、599円で焼鮭やサバ味噌煮の和定食を選べるのも、ファミレスのうれしいところだ。しかもドリンクバー付き。洋食メニューなら、お代わり自由の日替わりスープまで加わる。

ぜひともガストに向かおうとしたところ、近隣店は9時からしか空いていないことがわかった。これではモーニングの意味がない。幸い近くのジョナサンは6時からオープンしていることがわかったので、今日はそちらに行ってみた。

ジョナサンも399円からモーニングあり

ジョナサンはガストに比べるとやや割高な印象があるが、朝食メニューは399円のトースト&ドリンクバーから用意されている。説明を読むと、399円のドリンクバー単品に無料でモーニングの食事が付くという設定らしいが、ハム&チーズのホットサンドにパンケーキ、さらにしらすご飯と味噌汁セットまで選べるという充実ぶりだ。

コメダ珈琲のブレンドコーヒーより安い値段で、さらにリッチな食事が付いてくるとなれば、ジョナサンのコスパは高い。しかもガストと同じくスープ飲み放題でドリンクバー形式。

8時頃に入店したが、ほかのお客さんは5人くらいですべて一人客。常連らしいシニアの女性客が、優雅に朝のコーヒーを嗜んでいるという雰囲気だ。こんな時間にファミレスで悠長にくつろぐビジネスマンもいないだろう。牛丼屋と違って殺伐とした雰囲気もないので、多少場所代を払っても得難いサードプレイスだ。

コメダは入り口で左右にゾーンを分けたうえ、壁で仕切った完全分煙だが、ジョナサンはパーティションだけのなんちゃって分煙なのは残念。多少席が離れていても、ドリンクバーに行くたびタバコの臭いが鼻につくので、もう少し工夫してもらえるとありがたい。

699円の自家製フレンチトースト

399円最安モーニングを頼もうとしたのだが、500円の優待券があるので税込でも50円以上余る計算になる。追加できるメニューはライス200円、味噌汁140円と、あまりぱっとしない。

ガストの499円メニューで気になったフレンチトーストが、ジョナサンでは「自家製」とついて699円に値上がりしていた。今回は見た目がおいしそうなこれを注文してみることにした。

ちなみに後で調べると、ガストのフレンチトーストは579kcal、ジョナサンのは720kcalなので、価格に比例して大きさも違うようだ。コメダ珈琲、シロノワールの標準/ミニのような感じだろうか。

メニューによるとフレンチトーストにはドリンクバーとしか付いていなかったのだが、スープバーも問題なく利用できるようだ。同じ洋食で上位メニューにスープが付いていないのは、さすがにおかしいと思った。

スープの寸胴は2つあるが、どちらも薄味のコーンスープだった。

カフェで新聞を読めるとうれしい

最近すかいらーく系のファミレスでテーブルに読売新聞が置かれていることがある。新聞社の販促だと思うが、コメダ珈琲で新聞を読めるのはメリットが大きいので、真似してもらうのは歓迎だ。ただし個人的には日経新聞だとありがたい。

一人暮らしの世帯が増えて、各戸で新聞を購読するのも効率悪いので、新聞こそ図書館やカフェでシェアする利点が大きいサービスだと思う。現状では、日経系の産業新聞やMJは市の中央図書館レベルにしか置いていないのが残念だ。

フレンチトーストはシロノワール並み満足度

そうこうするうち届いたフレンチトーストは、鉄板の上になかなかの厚みとボリュームで乗せられている。ハチミツ入りのメープルシロップをたっぷりかけて、ナイフとフォークで刻んで食べるステーキのようだ。

外はカリッとした揚げパン、中身はふわふわしたトーストが残った感じで、白身の部分に鉄板の油を吸わせて食べるのがおいしい。たかが食パンと思いきや、油たっぷりなので1枚でもかなり腹が膨れる。

見た目はシロップがけで甘そうだが、中身はぎっしりデニッシュでカロリー満点という、コメダのシロノワールに似た食感だった。

ガストよりちょっぴり快適なジョナサン

カフェやファミレスで朝食を食べる機会はめったにないので、海外旅行に来たような気持がする。折しも外国人のおばさん3人組が、隣で盛大にスペイン語の井戸端会議を始めたので、異国情緒が増してきた。

スープを3杯飲み終えて、ドリンクバーはカフェラテと抹茶ラテを交互にリピート。自分で淹れる黒豆ダッタンそば茶も香ばしくておいしい。

徐々にお客さんは増えてきたが、平日なので昼までは満席になりそうな気配もない。電源もWiFiもないが、ノートPCを広げて煙たがられる気配はないので快適な作業空間だ。

先日は熱海でナイスビューのジョナサンを試したところ。

ガストはただ安い洋メシをつっつく食堂というイメージだが、ジョナサンは空間にゆとりもあって、プラスアルファの贅沢を味わえる気がする。分煙が緩いのはいただけないが、それ以外は毎朝通いたくなるような料理とサービスだった。